六本木のクソなバー

Photo: 札と落書きインターナショナル 2002. Tokyo, Japan, CONTAX T3 Carl Zeiss Sonnar T* 2.8/35, Kodak EBX.

Photo: “札と落書きインターナショナル” 2002. Tokyo, Japan, CONTAX T3 Carl Zeiss Sonnar T* 2.8/35, Kodak EBX.

どうにも馴染めない飲み会。愛想笑いも精一杯。ようやく終わって、さて二次会に流れようかというところで、

「六本木にクソなバーがありますけど、どうですか?」

と声をかけられた。後ろの方を僕と一緒に歩いていた彼もまた、これ以上はうんざりといった様子だったから、こっそり列から離れてタクシーに乗った。


それは、店ですらなかった。二棟のビルの間の通路に屋根をかけて、カウンターをつけて、酒を並べてしまった空間。これって、廊下?本当にクソなバーだ。

「本当にクソですねぇ」

「ええ、まったく」

客は、極東の片隅の、クソなバーに流れ着いたクソなガイジンがほとんど。70年代あたりの曲が流れると、一人がカウンターの上に上がって、踊り始め た。多分、金をもってないのだろう、安酒を飲んで、めちゃくちゃなスタイルで踊っている。そんなクソなヤツを見上げながら、僕たちも安酒を流し込んで、戦コンはどうとか、そんな、クソな話をする。カウンターの上で踊ってるガイジンがウインクする。僕たちは、次のビールを瓶で頼む。

いろんな言語の落書きで、びっしり埋まった天井。挨拶か、名前か、罵詈か。そんなものが、六本木の片隅で淀んでいる。


注:コンサルは嫌いだ。

あー。

Photo: 草と灯台 2003. Nagasaki, Japan, Contax RX, Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 35-135mm/F3.3-4.5(MM), Kodak EBX.

Photo: "草と灯台" 2003. Nagasaki, Japan, Contax RX, Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 35-135mm/F3.3-4.5(MM), Kodak EBX.

あー。

眠い。

もうなぁ。


羊とかさぁ、追いかけて暮らしたいなぁと。思うわけで。


注:でも、羊飼いになるためには、けっこうお金がかかるみたいで

上空3万フィート、今日も桂三枝は面白い

Photo: うるさいエンジン 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, JPEG.

Photo: "うるさいエンジン" 2003. Tokyo, Japan, Sony Cyber-shot U10, 5mm(33mm)/F2.8, JPEG.

上空 3万フィート、今日も桂三枝は面白い。


だいたい、飛行機の機内放送というのは、絶望的な選曲だったりして、およそ聴く気がしない。それでも、手持ちの MP3プレーヤーの電池が切れたりして、やむおえない場合というのはある。

そんな時は、やはり落語チャンネル。今日の桂三枝は、創作落語で確か、「妻の旅行」とかなんとかいうやつだ。今回のは、本気で面白かったので、笑いをこらえるためかなり微妙な表情を浮かべる事態となった。しかし、見回しても、別にニヤニヤしてるヤツはいない。

面白いのに、誰も聴いてないのか、落語チャンネル。


注1:落語マニアではない。
注2:「妻の旅行」は、どうやら生で観ることもできるようです。詳しくは、桂三枝の公式サイト いらっしゃーい亭(ひえ?)でどうぞ。俺は行かんが。