宇多田ヒカル

「やはり、宇多田ヒカルは凄い」と思い、遅ればせながらアルバムを買おうとした。が、新宿近辺ではことごとく売り切れている。

3軒目の店に入り、宇多田の顔がプリントされたアルバムジャケットを発見。
「おお、あるじゃん」と思っていそいそとレジに行く。

背広姿のビジネスマンが、「お客様、こちらシングルになりますが、よろしいでしょうか?」とレジの人に言われてしまうのは、かなり恥ずかしい。(だってシングルとアルバムのデザインが似てるから、、)

恐るべし、宇多田ヒカル。(団子 3兄弟はあった。買わないが。)

30代に入ったら辛いのではないか

去年の1月の「今日の一言」で僕は、

今年は、コンピューター業界の再編が進みそうだ。僕も、自分の会社が無くなる事を、Web で知るはめになるかもしれない、、。

と書いた。

そして、それに近いことが起こり(あまり詳しくは書かないが)、僕は、その出来事を友達のメールで知り、Web で確認した。

まあ、就職と同時に自分の人生の大半が決定されてしまうような生活もイヤだが、こんなに変化の続く生活も、30代に入ったら辛いのではないかと、少し思った。

ビル・ゲイツの講演

ビル・ゲイツの講演を聴く機会があった。

世界最大のソフトウェア・カンパニーの会長は、颯爽と、ではなく、へなへなと壇上に現れた。ゲイツ氏は疲れ切っており、肌はカサカサしていた。

はっきり言って、ほめられたプレゼンテーションではなかった。カリスマも感じられなかったし、会場に興奮はなかった。きっと、こういう仕事はスティーブ・ジョブズのほうが向いている。

しかし、ある意味でこういうタイプの人間だったからこそ、Microsoft を世界 No1. に出来たのかもしれない。

ラリー・エリソンは見た目ではビル・ゲイツよりエグゼクティブっぽいかもしれないが、OracleはNo1.ではない。スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションはエキサイティングかもしれないが、Apple は No1. ではない。

きっと、IBM のガースナー会長の講演は、ゲイツ氏と同じように、つまらないのだろう。それが、No1. の「重み」なのだ。

さて、テレビで見るのと同じで、ゲイツ氏は猫背である。特に、椅子に座ったときに姿勢が、また悪い。

自分より姿勢の悪い人間を見るのは、久しぶりだった。