雨は好きですか?

雨は好きですか?
こう訊かれたら、どう答えようか。

僕は、雨は好きだ。凄く凡庸に言えば、雨は小休止みたいな時間をくれるから好きだ。


カラッと晴れた朝は、なんかいろんな事がうまくいきそうに感じる。もっと、いろんなことを頑張ることができそうな気がする。(たいていは、気がするだけだったりするが)

しかし、毎日そんなんばっかりでは疲れてしまう。アメリカ西海岸の、「今日の天気、晴れ」「明日の天気、晴れ」「明後日の天気、晴れ」「明々後日の、、」みたいな、際限のないカラリ天気で長く暮らしたりしたら、きっと自分の性分みたいなものまで変わってしまうだろう。

雨が降っていると、なんとなくいろんな事を後回しにして良さそうな感じがする。まあ、今日は休んでおけや、、、とでも言われているような気がするのだ。

適度に雨の降る日本という場所で育った僕の体には、雨の存在を必要とするリズムのようなものが確かに存在していると思う。人が夜休むように、晴ればかりではなく、雨の与えてくれる休息のような時間が、僕には必要だ。

雨は、好きだ。

日記猿人

オンライン日記リンクサイト[日記猿人]に登録したら、かえって自分がはまってしまった。ここでは、個人が「日記」というシンプルな一つのテーマで、想像もつかないほど多様なことを書いている。登録数は4,000件以上、誰かしらによってひっきりなしに更新されている。最新のものを読むには、[ここ]から新規更新された日記を適当に探して、飛んでいけばそれでいい。

この日記猿人は、ページの人気投票みたいなものもあって、その上位に顔を出しているようなサイトは、割とこなれた感じのもので安心して読める。ほと んど、プロのエッセイストじゃないかっていうようなサイトもある。(僕にはどっちかというと、人気とかには全然関係ない、弱小サイトの方が怪しくて面白い けど)


狭いモニターの中で、オンライン日記を延々と読んでいると、皮肉なことに世界の広さを実感する。世の中には、本当にいろいろな一日がある。そして、本当にいろいろな気分がある。

乾ききった心で書いたような、痛々しい気分の日記もあるし、おいおいホントにここまでオンラインで書いちゃっていいのかよ、と思う無防備な気分の日 記もある。いままで、あんまり他のサイトがやっていることを気にしないで、勝手に自分の思っていることを書いてきた僕だが、ふと周りを見回してみると、自 分と同じようなことをしている人がけっこういて驚いた。

そして、そういう日記をひたすら眺めながら過ごしていると(今日は一日雨だったしね)、「こりゃ俺の方がうまいな」(失礼)とか「なんか自慢っぽい日記でヤナ感じ」とか、「コイツの生活はだいじょぶなのか?」とか、、、無限に時間が経ってしまう。

どんどん他人との繋がりが薄くなっていく日常だけれど、結局はどっかで繋がっていることを、人は求めるのかもしれない。オンライン日記を読んでいると、少し懐かしいような、ある種の親密さのようなものを感じるのは、僕だけだろうか。


そういえば、ずいぶん前の事になるのだけれど、祝一平さんが亡くなった。誰それ?という人が大半だと思うが、この人は僕が昔使っていたコンピュータ (X68000)の世界ではとても有名な人だった。この[今日の一言]には、日付がなくて「某月某日」という書き方になっているのだが、この書き方は、そ もそも祝さんが自分の雑誌に連載していたコーナー「変酋長の小屋」の書き方をまねたのである。

当時は、身の回りにはInternetなんて影も形もなくて、「変酋長の小屋」は日本初の月刊ディスクマガジン(CD-ROMではない。フロッピー ディスクです)に連載されていた。「変酋長の小屋」は、言ってみればデジタル日記のはしりだったかもしれない。ご冥福をお祈りします。

APCから無停電電源をもらう

まさかそんなものが当たるとは思っていなかったのだが、当たってしまった。

無停電電源装置一台。(笑)
(注:停電時にコンピュータの動作を続行させるための、バッテリー内蔵電源装置)


外出先から席に戻ってみると、APC社(無停電電源でシェア世界No1の、その道では有名なメーカー。)から大ぶりの箱が届いていた。誰だ、こんなところにデカイ箱を置やがって。邪魔な、と思ったらそれは僕宛だった。

確かに、APCの製品をシステム構成に入れることはあるのだが、最近発注した覚えはない。にもかかわらず、突然、僕宛に無停電電源が届けられたのだ。いったい、なんなのだ?これは、、。

APCに問い合わせたり、セクレタリに発注履歴を確認してもらっても、この荷物の正体が全然わからない。APCでも、「発送した覚えがない」とのこ と。APCの人と「いったい、何なんでしょうね、コレ?」「さあ、なんでしょうね、ソレ」という意味不明の会話をしてしまった。

で、「とりあえず、開封してみて下さい」とAPCの担当者から言われ開けてみると、、。


「APC社、無停電電源装置ご当選のお知らせ」の封筒が入っていた。

うぉーーー、これは嬉しいぃーー、、のかな?何に使うんだ?

そう、以前Interopに行ったときに、APCのブースでアンケートに答えた気がする。そして、そのアンケートに答えた人には、抽選でAPCの製 品が当たるようなことになっていた気もする。でも、そんなこといちいち覚えていないし、まして、自分が無停電電源を抽選でもらう、などと誰が想像できよう か。

で、とりあえず謎の無停電電源の正体は判明し、ついに自宅のNTに無停電電源が導入されることとなった。ありがとう、APC、大切に使わさせていただきます。これで、近所中が停電になっても、僕のPCだけは動き続けることができます。(、、無意味な)

でも、プレゼントを贈るときには、ソレっぽい包装にしないとびびってしまうので以後気をつけて下さい。(プレゼントだと気づかずに大騒ぎした僕も悪 いが)業務仕様の段ボール箱(ビニール気密包装済み)に、業務用の送り状(発注番号付き)がついて、7月x日午前必着(プレゼントがなんで着日指定なのか わからん)とか書いてあったら、絶対プレゼントだとは気づきませんよ、、普通。しかも、会社に送られてくるわけだし。

まあ今回の一件で、APCはまじめな会社なんだなー、と思いましたけど。(電話の対応もとても良かったし)