ユニバーサルデザインを無視する世界を良くしたい雑誌Wired

今のWiredは一言で言えば、上流階級の憂鬱みたいなものを書いている雑誌なのだろう。衣食足りて礼節を知る。これは、明日の食事に困っている人が買う雑誌ではない。テックの業界で職に困った人が、買う雑誌でも多分無い。では、いったい誰がこれを買っているのだろうか?ふと、不思議になる。出稿されている広告を見ると、更によく分からなくなる。

でも、我慢して読んだ方が良いとも思っている。放っておくと自分が買わないのは目に見えているので、定期購読にした。今や、Web草創期の皆に平等に知識を、みたいな時代は残念ながらとっくに終わってしまって、啓蒙して世界を前に進めようというよりも、分かっている人達だけで先に行こう、みたいな事になってしまっている。だから、食べにくても、ある程度食べておかないと置いていかれてしまう。

テックが、そういう知識の分断を先鋭化している。そんな分断は、昔からあったのだろうか?Internetがその始まりだったのだろうか。幾多のSFが描いてきたディストピアが、やはり、実現してしまうのだろうか?

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